屋上緑化は何のため?その効果とメリットを紹介


環境問題の対応策!屋上緑化のメリットとは

屋上緑化は、商業施設やオフィスビルなどの屋根や屋上に植物を植え、緑化することを言います。建物の壁面や窓を緑化する壁面緑化を、建物の上に施したものが屋上緑化であるとも言えます。壁面緑化に用いる植物は、壁面を這いやすいつる性の植物に限定されることが多いのですが、一方で、屋上緑化に用いる植物はその限りではなく、比較的自由度が高いことも特徴です。例えば屋上緑化の場合、屋上庭園といった規模の大きな緑化も可能である場合が多いのです。

屋上緑化は、大型の商業施設やオフィスビルが多く建ち並ぶエリアに緑を取り入れるために有効な手段であり、景観の向上にもつながります。また、それだけではなく、壁面緑化と同様に建物の断熱性を高める効果もあり、夏場の冷房効率を高め、環境に配慮する目的もあります。商業施設やオフィスビルが積極的に屋上緑化を取り入れることで、都市部が高温化する問題であるヒートアイランド現象の緩和に役立つメリットもあるのです。

屋上緑化に用いる主な植物

屋上緑化では、庭園をつくることも可能であるため、様々な植物を植えることができます。グランドカバーと呼ばれる植物のなかでは、丈夫で日陰でも比較的よく育つタマリュウやヤブラン、オキザリスのほか、多くの地被植物が用いられます。また、屋上であっても、低木をはじめ中高木も植えることが可能です。例えば、生育の早いオリーブや、細い幹や枝葉の広がり方が目にも優しいシマトネリコ、オフィス街にいながら紅葉や季節の移り変わりを感じられるイロハモミジなども植えられることが多いと言えます。

屋上緑化をするビルなどが増えてきていますが、ヒートアイランド現象の緩和や建物を紫外線や酸性雨から守る効果などのメリットがあります。